運動不足が勃起不全に与える影響と対策

社会人になると、仕事や付き合いなどに時間を取られてしまい、ついつい陥ってしまいがちなのが「運動不足」ではないでしょうか。

かつては勃起不全に悩み、そして現在は加齢による勃起力低下を防ぐことに日々、余念のない筆者にとっても「運動不足」は、今なお心配の種の一つです。

そこで、今回は、運動不足が勃起力の低下や勃起不全に与える影響、そしてその対策などについても、考えてみたいと思います。

運動不足に悩んでいる男性はかなり多い?!

まず、筆者のように、「運動不足に悩んでいる男性は、世の中にどれくらいいるんだろう?」という疑問の答えを探るべく、文献やレポートをネットで探ってみたところ、文部科学省が定期的に行っている「体力・スポーツに関する世論調査(平成25年1月調査)」という調査を発見しました。

その中には、多くの質問が設けられているのですが、中でも注目は、「日常的に運動不足を感じていますか?」という質問で、なんと男性の70%以上が「大いに感じる」「ある程度感じる」と回答しておりまして、かなり多くの男性が運動不足を実感しているということが分かります。

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データ出所/体力・スポーツに関する世論調査(平成25年1月調査)

「20~59歳(男女含む)」の世代の80%以上の人が、運動不足を実感しているということも驚きですが、さらに注目すべき点として、「30~39歳」の「87.8%」もの人が運動不足を実感している点が挙げられます。

「87.8%」というのは、ほぼ9割に迫る数字で、実質的には、アラサーからアラフォーの男女のほとんどが運動不足と言い切ってしまってもいいレベルではないでしょうか・・・。

運動不足がもたらす勃起力への影響は?!

約9割の男女を悩ましている運動不足ですが、では、運動不足がどんな風に勃起力の低下に影響を与えているのかを見ていきたいと思います。

〇運動不足=テストステロンの低下

まず、運動不足の影響が最も出やすいのが、テストステロン、つまり、男性ホルモンの低下です。

テストステロンは、男性の性機能や肉体、そして精神面を支える非常に重要な男性ホルモンで、男性の勃起力の他に、メタボ防止や対人交渉能力、前向きで誠実な性格といった面まで幅広い影響を与えていることで知られています。

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そんな男性の活力の源とも言えるテストステロンですが、残念ながら、一般的には20代前半を境にテストステロンが減少し始め、何か対策をしなければ、テストステロンは年齢を重ねる度にどんどん減少していきます。(※個人差があります)

つまり、何も対策を講じなければ、テストステロンは下がり続け、それに伴って、勃起力も低下していってしまうということになってしまいます。

別の見方をすれば、運動不足は、男性のテストステロンと勃起力を低下させるばかりか、加齢によるEDへと発展させる立派な原因の一つになり得るというわけです。

〇運動不足=一酸化窒素の産生低下

近年、生活習慣病によって様々な病を患う人が増え、それに伴い医療費も拡大し、超高齢化社会の今の日本にとって、大きな財政上の問題となっているのは、ご存知の通りです。

そんな生活習慣病の原因の一つとして考えられているのが、今回のテーマである「運動不足」です。

そして、運動不足など、数々の成果習慣病を引き起こす原因となり、勃起不全にも大いに関係があるのが「一酸化窒素の産生低下」になります。

一酸化窒素の働きについては、下記の図を参考にして頂けるとより分かりやすいかと思いますが、平たく言えば、人間の体内において、血管の拡張作用という非常に重要な働きを担っていまして、体内における一酸化窒素の産生低下は、”血管”、つまり血の流れに関わる様々な病気を引き起こすことが明らかになっています。

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画像出典:血管内皮機能 -株式会社 総合医科学研究所-

(なお、一酸化窒素の生物機能は、「バイアグラの父」とも称され、1998年ノーベル医学・生理学賞を受賞したアメリカUCLA教授のルイス・J・イグナロ博士によって明らかにされました。)

勃起の仕組みは、下記の流れをご覧いただくとお分かりの通り、副交感神経により運ばれた性的な刺激が、勃起中枢神経に到着し、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)が大量に分泌されることで、ペニス内の血管が広がって、血液が大量に海綿体に流れ込み、海綿体の静脈が締め付けられ、充血状態となって、勃起状態を導きます。

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つまり、運動不足などが原因で、一酸化窒素の産生が低下してしまうと、血管が拡張しなくなってしまい、十分な勃起が得られないということになるのです。

運動不足がもたらす影響=一酸化窒素の産生低下が、勃起力の低下や勃起不全にも大いに関係があることがお分かり頂けるかと思います。

実際、EDの男性ってどれくらいいるの?!

ここまで運動不足が勃起力低下や勃起不全への影響についてみてきましたが、では、実際にどれくらいの男性が、今、EDの可能性があり、あるいは、ED予備軍となっているのでしょうか?

実は、日本の成人男性のデータについては、かなり古いデータしか存在せず、残念ながら、紹介できるデータはないというのが実情です。

しかし、外国では、幾つかの調査が行われていまして、例えば、アメリカでは40~70歳の男性の30〜50%がEDあるいは、勃起力に関して、何らかの問題を抱えているという驚くべきデータもあります。

参考/How many American men experience erectile dysfunction?

参考/Johns Hopkins Medicine

日本の男性の数が約6,000万人、成人男性を約3,000万~4,000万人と仮定し、アメリカ並みのED患者及びED予備軍がいるとなりますと、少なく見積もっても900万人から1,200万人は勃起力について、何らかの問題を抱えている計算になります。

900万人から1,200万人という人数は、東京および関東圏の人口に匹敵する数値で、いかにその数が多いかということがお分かり頂けるかと思います。

多くの成人男性にとって、勃起力の低下、そしてEDはかなり身近な問題というのが実態と言えそうです。

運動不足解消には、どれくらいの運動が必要?

では、ここからは、勃起力低下を防ぐための運動不足の解消法について説明していきたいと思います。

〇正しい運動を継続することが大切

運動不足解消というと、毎日、それなりにハードな運動をしなければならないと思っている方もいるかもしれませんが、体内に一酸化窒素を増やすためには、決してハードなトレーニングが必要なわけではありません。

先ほどの「バイアグラの父」ことルイス・J・イグナロ博士によれば、定期的で正しい運動が一酸化窒素を増やす近道とのことで、その正しい運動とは、2~3 日に 1 回程度、早歩きでのウォーキングや軽めのランニングを20分程度行えば、十分とのことなのです。

むしろ、ハードなトレーニングは逆に老化の原因になったりすることもあるとのことで、一酸化窒素の産生を増加させるためには、軽めの運動を”継続”することが何よりも重要になってきます。

ちなみに、ルイス・J・イグナロ博士は自分自身の身体を実験台にして、体内の一酸化窒素を増やす生活の工夫を実践し、64 歳でフルマラソンを完走したという伝説も残しています。

2~3 日に 1 回程度、早歩きでのウォーキングや軽めのランニングを20分程度ということであれば、それほど難しくないかと思いますので、是非、実践し、継続したいところです。

〇おすすめの筋トレは腹筋

軽めの運動の他にも、テストステロンを増加させ、男性の活力をもっとパワーアップさせたいという人に筆者がおすすめしたいのが筋トレ、それも腹筋の筋トレになります。

腹筋を鍛えることは、見た目としてのおなかぽっこりを減らすだけでなく、下腹部にある骨盤底筋を鍛えることにもつながりますので、中年以降の男性が勃起力低下とともに悩まされやすい、排尿などの問題解消にも効果的です。

筆者は、朝起きた後、そして、帰宅してから5分程度の短い時間ですが、腹筋の筋トレを行っています。

ちなみに筆者が実践している方法は、伝説のボクサーであるパッキャオの腹筋トレーニングで、興味のある方は、下記のyoutubeの無料動画を参考にして頂ければと思います。

〇サプリメントも活用する

運動不足解消の成果をより引き出すためには、食生活が重要になってくることは、言うまでもありませんが、筆者はそのために、積極的にサプリメントも摂り入れています。

普通の食生活では継続して摂取することが難しい、アルギニンや亜鉛、シトルリンなど(精力や勃起力の向上に効果が期待できる成分)を継続的に体内に取り入れることによって、運動から得られる効果を最大限に引き出すことを目的としています。

興味のある方は、下記のページなどを参考にして頂ければと思います。

参考/アルギニンの効果・効能とおすすめサプリ

参考/亜鉛の効果とおすすめサプリメント

参考/シトルリンの効果・効能と副作用について

まとめ

「運動不足が勃起不全に与える影響と対策のまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

一人でも多くの男性のお役に立てればと思い、10年以上、勃起力の向上に向き合ってきた筆者が、運動不足が勃起力や勃起不全にもたらす影響、そして、勃起力に悩む男性の現実、さらに、運動不足の解消法について、執筆させて頂きました。

読者の方の参考になれば、幸いです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

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